披露宴時に感謝の想いを込めて贈る
【両親贈呈品】
自分たちの挙式・披露宴の準備に追われ、考えることもたくさんあって…
悩んだ末に私たちが出会った【ほうらいせん吟醸工房】さんでの日帰り酒造り体験談についてご紹介します!
いつどこでいくらで体験できるのか等【ほうらいせん吟醸工房】さんについての紹介記事は下記リンク先よりご覧ください。⇒
www.yucchin0605.com
当日の注意事項
出発前に要確認です!
・作業をしやすい服装(要靴下。髪の長い方は髪を束ねるゴムを持参した方が良い)
・香水はもちろん、香りの強い整髪料や化粧品の使用は禁止
・納豆菌は清酒の造りに悪影響を及ぼすため、前日当日は納豆及び納豆を原料とする料理を食べたり、調理したりすることは控えること
体験スケジュール
当日のスケジュールについてご案内していきます^^
受付
事前に案内があったように9:50~10:00での受付です。
少し早めに到着した私たちは駐車場にあるトイレで用を済ませ、9:30~営業している1階販売所で何を買って帰るか品定めをして待ちました。
この時点で試飲したり、買ったりしたいものがありましたが、我慢我慢(笑)
2階へ
受付を済ませると2階の会議室(?)のような部屋に案内されます。
部屋に入る前に靴を脱いで貸出用の履物に履き替えます。
自分の名前の書かれた資料が置かれているので、座って参加者が揃うのをしばし待ちます。
スケジュールの確認、作業の説明
参加者が揃った頃、資料とホワイトボードを使って杜氏さんから1日のスケジュール確認と今日行う作業についての説明があります。
お酒造りは下記手順で行われます。
実際に私たちが体験するのは赤字の部分のみです。
①精米 ⇒ ②洗米・浸漬 ⇒ ③蒸米 ⇒ (放冷:お米を広げて冷ます【写真ア】) ⇒ ④麹に種麹&酒母に酵母と水を加え【写真イ】 ⇒(潰し混ぜる【写真ウ】) ⇒ ⑤もろみ仕込み ⇒ ⑥しぼり(もろみを圧搾し、清酒と酒粕に分ける) ⇒ ⑦生原酒 ⇒ ⑧ろ過 ⇒ ⑨量り売り or 火入れ殺菌 →貯蔵 →壜詰(びんずめ)
こう見ると、私たちが携わるのがほんの少しであることがわかり、体験することで酒造りの大変さが少しは分かる気がしてくると思います。
着替え・作業①(放冷)
説明を受けてすぐ、いよいよ作業です^^
お借りした作業着と作業帽を身に付け、いざ作業場へ!
作業場は結構涼しいです!(長い時間いると寒いくらいになってくるので女性の方は長袖必要かも?)
私たちがする「放冷」作業の前に行われている「洗米・浸漬」「蒸米」の様子も見せて頂きました。
いよいよ私たちの出番です!
大きな作業台に蒸したばかりの米をばらしながら広げ、冷ましていきます。
とにかくお米が「熱い!!」んです!素人の私たちは扱えたものじゃありません。
でも冷めてしまうと米同士がくっついてしまうので、熱いうちに米をばらして広げる必要があるようです。
この日の参加者は私たちを含めて9人だったのですがみんなで熱い熱い言いながらなんとか米を広げることができました…
発酵中の酒の見学
他の方が何日か前に作業した発酵途中の様子も見せて頂きました。
ぽこぽこ息をしているように動いていて、まるで生きているような感じでした。
自分たちが作業したお酒の発酵の経過も随時ブログに更新してくださるそうなので自分たちの番号をメモしておくと良いでしょう^^
しぼり作業の見学(絞りたて試飲)
次は【しぼり】作業の見学です。
もろみを圧搾して、清酒と酒粕に分ける機械です(写真左)。
分けられた酒粕は下にためられていきます。(写真右)
さて、いよいよ試飲です♡常にちょろちょろと出ている、しぼりたての清酒を一口ずつ頂きます。
蛇口をひねるとお酒が出てくるとか夢のようですね♡(私は運転があるので舐めるだけで我慢;;)
日本酒セミナー①
一度、先程の部屋へ戻り、日本酒についてお勉強します。
私たちが造っている日本酒は何を材料として、どういう工程でできあがっていくのか、よく聞く「大吟醸」「純米大吟醸」「吟醸」「純米吟醸」「本醸造」「純米」の分類の意味(醸造アルコールが添加されているor無添加、精米歩合何%かの違いだそうです)、生酒と火入れの違いなど、興味深いお話ばかり聞くことができました!
ほうらいせん吟醸工房さんでセミナーを受けてからは、私たち夫婦はラベルを注意深く見て日本酒を購入するようになりましたよ^^
作業②(混ぜる)
先程、自分たちで広げ冷ましたお米を麹や水などが入ったタンクに加え、押し混ぜていきます。
これも結構力のいる作業です。9人中9番目だった私は、ほぼ皆さんが潰し混ぜてくれていたのでそこまで重くもなく軽く混ぜさせていただきました^^
ここで半日コースの方は体験終了となります。
豪華昼食・利き酒
先程のお部屋に戻り豪華お弁当の昼食を頂きます!なんと豪華なお弁当✨
確かこのあたりでは有名で良きお食事処の特製お弁当だそうで、お肉もジューシー(^^♪
煮物や天ぷらもお弁当のクオリティとは思えないほどです!
さて…この昼食と共にご用意していただいたのが3種の日本酒✨
季節限定のものから、精米歩合の異なる種類も、セルフで飲み比べができます!
皆さん豪華昼食と共に3種類ともお試しになられ、杜氏さんもご一緒していただいたとても和やかなランチタイムでした^^
日本酒セミナー②
さて、お腹がいっぱいになったところで日本酒についてのお勉強です^^
杜氏さんに直接伺いたい質問等ある方はぜひメモして参加してください。
質問時間も十分にとってくださいます。
「生酒」or「火入れ」、本数の選択とオプション
解散後、また1階の受付で配送先の手続きや「生酒」or「火入れ」どちらで用意していただくか、また追加で本数を増やすかどうか(体験には720ml×2本は含まれている)を選択します。
「生酒」は字の如く生きていますので味がどんどん変化していきやすく、「火入れ」は味の変化が少ないと言われています。
10月に受け取りを希望していたので「火入れ」での管理をお願いしました。
説明やセミナーや受けるお部屋に何種類ものビンが展示されています。
有料にはなりますが、ビンのセレクトやオリジナルラベルの貼付なども快く引き受けてくださいます。
(結婚式で両親贈呈用と話したところ、特別にラベルもやりましょう!と杜氏さんに言っていただけました。ビンのセレクトや希望ラベル連絡は後日メールでさせていただきました!)
解散(13:30ごろ)
15時終了となっていましたが、14時前には配送等の手続き、事前に目をつけていた手土産の購入なども済ませ、ほうらいせん吟醸工房さんを後にしました。
その日の参加人数や事情によって多少終了時間が変わることがあるようですね。
作業体験重視の方は半日コースでも十分かも?
~「香嵐渓」に寄り道~
予定より早く体験が終わり、新幹線の時間までまだまだあるので急遽近くの観光地を調べてちょっと寄り道しました^^
紅葉狩りスポットの【香嵐渓】。
4月下旬に訪れた時は青々とした木々たちと清流が気持ち良かったですよ!こどもの日も近かったのでこいのぼりがいくつか飾られていました。自然のパワーをチャージして思わずリフレッシュできて大満足でした♫
体験後、お時間のある方はぜひ訪れてみてはいかかでしょうか?^^
東京からの費用は?
ここで、2名で東京から日帰り酒造り体験1日コースに訪れる場合、いくらかかるのか実際にかかった費用明細を公開します♫
・新幹線 ポイント精算(1人片道¥10,000ほどですが安いと¥8,000もあり)
・宿泊費1泊 ¥10,200
・夕食(2日分)¥12,000
・レンタカー ¥7,020
・ガソリン代 ¥2,102
・高速代 ¥2,100
・酒造り体験 ¥21,600+オプション代¥3,283(送料+ビン代+ラベル代)
=¥58,305(1人あたり¥29,153)
新居準備等の費用をクレジットカード支払いし、その貯まっていたポイントで新幹線代を清算したため、1人¥30,000以内で収まりました^^
あとがき
日本酒好きの両親のために日本酒を造ると思い立ち、即行動して良かったと思っています。
それぞれに1本ずつあげたのですが、もったいなくてなかなか飲めないという義母、もう1本開けたよ?という母(笑)。両親にとっても、私たちにとっても特別なものとなり、形に残るものも大切ですが、【想いを込めて】を大事にして贈呈品選びをして良かったなと思いました^^
週末は結婚式準備ばかりでなかなかデートできていなかったお二人も、久しぶりの遠出でリフレッシュ旅行という気持ちで行けばもっともっと最高な旅になりますよ~♡私たちはちゃんと名古屋名物(夕食は手羽先、帰りの夕食弁当はみそかつ♡)をいただき、本当に充実した1泊2日となりました!
ご覧いただきありがとうございました。
卒花ゆっチン。よりプレ花嫁さま、プレ花婿さまを始め、少しでも皆様のお役に立てますよう、ご質問等ございましたらコメント欄もしくはサイドバーお問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。
ありがとうございます。